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木村真悠子

体、心、地域、社会、地球「5GOOD」なおいしさを楽しく、簡単に毎日の食卓へ♪

更新日:2023年10月27日



株式会社ビオスタイルが運営する複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」から生まれた新しい食スタイルを提案する

新ブランド「GOOD NATURE MARKET」の新商品発表会へお邪魔してきました!

食を通じたサステナブルやアップサイクルの取り組みをご紹介していきます。


ビルまるごとサステナブルな複合型商業施設 京都「GOOD NATURE STATION」の魅力



株式会社ビオスタイルは、京都四条河原町に開業した複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」を運営する会社です。京阪ホールディングスのグループ会社として、京阪グループが推進する”SDGsを実現するライフスタイル”を企画、提案する「BIOSTYLE PROJECT」を牽引し、”信じられるものだけを、美味しく、楽しく。人も地球も元気にする「GOOD NATURE」”というコンセプトの下、サステナブルな商品開発、施設運営を行なっています。



「BIOSTYLE PROJECT」について



複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」は、京都の中心地の中でも最も賑やかな四条河原町のメイン通りのひとつである、河原町通り沿いに2019年12月にオープンしました。おしゃれスポットとしても人気が高く、すでに行かれたこともある方も多いはず。1〜3階までがショップやレストラン、4階以上はホテルとなっています。屋号にもある「GOOD NATURE」とは、環境問題や健康にストイックに向き合うのではなく、 あくまで“楽しみながら健康的でいいものと向き合おう”というライフスタイルの概念。

ゴキゲンらぼに込めた「心豊かに地球と子どもたちの未来を守る」という想いと通じるものを感じますよね。


「GOOD NATURE MARKET」の「5GOOD」


「GOOD NATURE MARKET」とは、「GOOD NATURE STATION」から生まれた新しい食のスタイルを提案する新ブランドです。体、心、地域、社会、そして地球にGOODという「5GOOD」なおいしさを、楽しく、簡単に毎日の食卓へ届け、人々が描く幸せな未来につなげるための新しい食のスタイルを提案しています。


「5GOOD」の5つの基準とは


GOOD for Health 〜添加物不使用、身体に嬉しい食品づくり


GOOD for Minds 〜アレルギー、ビーガン志向の方にも寄り添う多様な食提案


GOOD for Local 〜地域の食材活用、地元企業、学校との取り組み


GOOD for Social 〜フェアトレードカカオの使用


GOOD for Earth 〜カカオのアップサイクル、環境配慮パッケージ


株式会社ビオスタイルマーケット事業部/EC・外販事業部の樹 宏昌さんからのお話にあった「ただ、美味しいだけじゃない。幸せな未来につながる食こそが、今を生きる私たちには必要だと思います」というメッセージは、今まさに、環境ふくめた食を取り巻く問題へダイレクトにアプローチできて、さらに、皆が未来を考えるきっかけづくりにもなるキーワードだと共感しました。



「5GOOD」の取り組み事例のひとつ”カカオハクス”とは!?


発表会の中で特に注目したのが、コスタリカ産のカカオ豆の皮であるカカオハクスを使ったアップサイクルな商品づくりです。

英国のシンクタンクが発表する「地球幸福度数」で1位となったコスタリカ。世界の0.03%ほどの国土に地球上の動植物5%が生息する自然豊かな中米の小国は、1980年代から国を挙げた環境政策に取り組むサステナブルな国の一つです。

しかし、カカオは、児童労働などその生産体制に未だ多くの問題を抱えています。そんな中で「GOOD NATURE STATION」1階のカフェRAU のパティシエ自らコスタリカに渡り、生産者や研究者と直接会い、無農薬の素晴らしい生産環境と品質に感動したことがきっかけでお店でも提供するようになったそうです。現在、「RAUはフェアトレードにこだわり、マーケットに左右されない正当な価格でカカオ豆を購入することを徹底。より多くのカカオ豆を継続的に購入することで、生産者の方の安定した収入源を確保できる環境作りに努めているそうです。


そして、チョコレートを作る際に出るカカオ豆の皮のことをカカオハクスといい、カカオハクスは全体の30%を占めます。そして、そのほとんどが活用されていない現状があった中、カカオハクスに価値を見出し、アップサイクルな商品として「GOOD NATURE STATION」にて新ブランドの展開。カカオハクスをアップサイクルしたお菓子、レトルトカレー、調味料、煎茶など豊富な商品ラインナップを販売しています。



カカオハクスのアップサイクル商品を活用した試食メニューを紹介!

発表会では、カカオハクスのアップサイクルな商品を使ったメニューが提供され、試食させていだだきました。



・野菜サラダにトッピングされたデュカ スパイスやナッツなどをブレンドし、ザクザクとした食感が楽しめる万能調味料のデュカ。山椒やごま、陳皮など和を感じさせる素材を使用した「GOOD NATURE MARKET」独自のアレンジ。サラダやカレーなどのアクセントに!こちらにもカカオハスクがブレンドされています。



・バターチキンカレー

本格カレーがレトルトで楽しめると人気の「CACAO CURRY」シリーズからバターチキンカレーが登場。アップサイクルしたカカオハスクと、京都の美山のミルクを使用したこくと旨味が特徴。





・カカオ京せんべえとカカオ煎茶

カカオ京せんべえは、甘いカカオハスクパウダーとプチプチとしたアクセントのカカオハスクをはじめ、ミネラル豊富で香ばしい古代小麦、てんさい糖を混ぜて、丁寧に焼き上げたおせんべい。カカオハスクの食感が特徴です。

カカオ煎茶は、奈良月ヶ瀬茶園の自然リズムで育てられた有機茶葉に、カカオハクスをプラスした優しい味わいの煎茶。カカオに含まれるセロトニンの働きを助けるポリフェノールの1種エピカテキンが含まれており、ホッと一息着きたい時のお供に!



・旨味京だしを使った野菜スープ

野菜スープに使用されたのは、旨味京だし。旨味京だしは、抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)をまるごと加えた出汁。碾茶は、茶葉の摘み取り20日前後から直射日光を遮り、太陽の光をあてないことでお茶の旨み成分を引き出した高級茶です。茶葉以外の原材料は、かつお節、いわし煮汁、さば節、羅臼昆布、椎茸、焼きあごの6つの海と山の自然素材を使用。スッキリ奥深い旨味を感じる味わいで、さまざまな料理に活用できる出汁です。



今回は食をテーマにアイテムや取り組みについて紹介していきました。

日常の中で「サステナブルやSDGsを意識するなんて難しいのでは!?」と感じてしまう人こそ「食」というキーワードから考えてみると、サステナブルがより身近に感じることができると思います。

ゴキゲンらぼでは、今後もたくさんのサステナブルでゴキゲンな情報やアイディアをシェアしていきます!サステナブルなアクションが皆さんの”楽しい!”、”面白い!”につながるきっかけになってくれるととても嬉しいです。




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